賃貸物件で水漏れが起きたらどうする?相談先と修理費用の負担について解説の画像

賃貸物件で水漏れが起きたらどうする?相談先と修理費用の負担について解説

暮らしのコラム

深澤 瞬

筆者 深澤 瞬

不動産キャリア5年

不動産業界の異端児。白河・西白河郡エリアに新たな風を呼び込みます。千載一遇の出会いがお客様を新しい未来へと導きます。

賃貸物件で水漏れが起きたらどうする?相談先と修繕費用の負担について解説

賃貸アパートやマンションで生活していると、突然「水道から水が止まらない」「キッチンの下から水が漏れている」「トイレの水があふれてしまった」など、水回りのトラブルが起こることがあります。水漏れはそのまま放置すると、床や壁などの建物にも被害が広がってしまう可能性があるため、早めの対応が大切です。今回は、賃貸物件で水漏れが発生した場合の相談先や、修理費用を誰が負担するのかについて、わかり

やすく解説します。



賃貸物件で水漏れが起きたら、まず何をする?


水漏れを発見したら、まずは落ち着いて原因を確認しましょう。蛇口やトイレなどから水が流れ続けている場合は、止水栓や元栓を閉めることで被害の拡大を防げる場合があります。ただし、無理に修理しようとすると、かえって状況を悪化させてしまうこともあります。

まずは、

・水漏れしている場所を確認する
・可能であれば止水栓などを閉める
・水漏れしている箇所を写真や動画で記録する
・管理会社や大家さんへ連絡する

という対応をしましょう。

特に、写真や動画を残しておくことは、後から「どのような状況だったのか」を確認するためにも役立ちます。



水漏れしたときの相談先は?


賃貸物件で水漏れが起きた場合、基本的にはまず「管理会社」または「大家さん」に連絡しましょう。

賃貸物件の設備に修繕が必要になった場合、原則として貸主には修繕義務があります。

国土交通省も、賃貸物件について必要な修繕がある場合、原則として貸主が修繕義務を負うとしています。そのため、入居者が自己判断で修理業者を手配する前に、まず管理会社や大家さんへ相談することが大切です。


【管理会社がある場合】

管理会社が物件を管理している場合は、管理会社へ連絡しましょう。

契約時に渡された書類や、入居時の案内などに緊急連絡先が記載されていることがあります。

夜間や休日の水漏れに対応するための「24時間サポート」などに加入している場合は、そちらへ連絡するケースもあります。


【大家さんが直接管理している場合】

大家さんが直接物件を管理している場合は、大家さんへ連絡します。

ただし、緊急性が高い場合は、契約時に案内されている緊急連絡先などを確認しましょう。



水漏れの修理費用は誰が負担する?


気になるのが「修理費用を誰が負担するのか」という点です。

結論からいうと、水漏れの原因によって負担する人が変わります。


経年劣化や設備の故障の場合

例えば、

・給水管や排水管の老朽化
・設備の故障
・通常の使用による設備の不具合

など、入居者に原因がない水漏れの場合、原則として貸主側が修繕費用を負担することになります。

国土交通省の相談対応事例でも、通常の生活の範囲内で使用していて、配水管の老朽化によって水漏れしたケースでは、借主は原則として修繕義務を負わないとされています。


入居者の不注意による水漏れの場合

一方で、入居者の故意・過失によって水漏れが発生した場合は、入居者側が修理費用を負担する可能性があります。

例えば、

・物をぶつけて設備を破損させた
・無理な使い方をして設備を壊した
・水を出したまま放置してしまった

などです。

ただし、実際の費用負担については、水漏れの原因や契約内容によって判断が異なります。

「水漏れしたから必ず自分が払う」と自己判断せず、まずは管理会社や大家さんに状況を伝えて確認しましょう。



自分で修理業者を呼んでも大丈夫?


水漏れが起きたとき、「すぐに直さなければ」と考えて、自分で水道業者を呼ぶ方もいるかもしれません。

しかし、賃貸物件の場合は、緊急時を除いて、まず管理会社や大家さんに連絡することをおすすめします。

先に修理業者を手配してしまうと、修理内容や費用について、貸主側との認識が違ってしまう可能性があります。

国土交通省も、修繕が必要な場合にはまず貸主への通知が必要で、緊急に修理する必要がある場合には、応急的な修繕等を行い、その費用を請求できる場合があるとしています。

そのため、

「水漏れ発生 → 応急処置 → 管理会社・大家さんへ連絡 → 指示を確認」

という流れを基本にすると安心です。


水漏れによって家具や家電が濡れてしまったら?


水漏れが大きく、家具や家電、衣類などが濡れてしまった場合は、被害状況を写真や動画で記録しておきましょう。

被害が広がらないように、可能な範囲で家具などを移動させることも大切です。

また、加入している火災保険や家財保険の補償対象になる可能性もあります。

保険に加入している場合は、保険会社や保険代理店にも確認してみましょう。



水漏れを発見したら「早めの連絡」が大切


水漏れは、時間が経つほど床や壁などへの被害が大きくなる可能性があります。

「これくらいなら大丈夫」とそのままにせず、少しでも異常を感じたら早めに管理会社や大家さんへ連絡しましょう。

また、賃貸物件では、契約書に修繕に関する特約が定められている場合があります。

国土交通省も、賃貸借契約を結ぶ際には契約内容をよく確認し、契約書を大切に保管するよう案内しています。


まとめ


賃貸物件で水漏れが発生した場合は、まず落ち着いて水を止め、管理会社や大家さんへ連絡しましょう。

修理費用については、水漏れの原因によって負担する人が変わります。

経年劣化や通常使用による設備の故障 → 原則として貸主側の負担

入居者の故意・過失による破損 → 入居者側の負担となる可能性

というのが基本的な考え方です。

ただし、実際の費用負担は契約内容や水漏れの原因によって異なるため、自己判断せず、まずは管理会社や大家さんへ相談することが大切です。

新白河住まいる不動産株式会社では、白河市・西郷村周辺の賃貸物件について、お部屋探しだけでなく、入居後のお困りごとについてもご相談いただけます。

「水漏れしてしまったけど、どこに連絡すればいいかわからない」

「賃貸物件の設備について相談したい」

など、お困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。


※本記事は一般的な情報をご紹介するものであり、個別の契約内容や具体的な費用負担についての法的判断を行うものではありません。実際の対応については、賃貸借契約書をご確認のうえ、管理会社・貸主等へご確認ください。


口コミ